2020年7月13日月曜日

令和3年度神奈川県公立高等学校の入学者選抜の「選考基準」が発表されました

令和3年度神奈川県公立高等学校の入学者選抜の「選考基準」が神奈川県より発表になりました。


中3受験生の皆さん保護者の皆様におかれましては、ご確認ください。

特に、実施要項では、以下のものを確認してください。
①学力検査の科目数
②特色検査の有無
③第1次選考での比率「学校の評定:学力検査:面接:特色検査」
④重点化
⑤第2次選考の比率「学力検査:面接:特色検査」
⑥面接の評価の観点

①学力検査の科目数
英数国理社の5科目実施する高校がほとんどです。まれに、3科目・4科目の高校がありますので、注意してください。

②特色検査の有無
特色検査が実施される場合、どういう検査なのか確認しておいてください。
筆記型の自己表現検査については、難度の高い教科横断型の思考力試験が待っています。

③第1次選考での比率「学校の評定:学力検査:面接:特色検査」
各高校により異なります。
自分の志望する高校がどういう比率なのか確認しておいてください。
例:小田原高校「3:5:2:1」です。
つまり、学校の評定300点満点、学力検査500点満点、面接200点満点、特色検査100点満点の計1100点満点で計算されます。
その1100点満点の点数の高い受験生から選ばれることになります。
例:伊志田高校「4:4:2」です。
つまり、学校の評定400点満点、学力検査400点満点、面接200点満点の計1000点満点で計算されます。
2つの高校を比べても、学校の評定と学力検査の比重が違いますね。

④重点化
高校により、学校の評定や学力検査に傾斜配点するところがあります。
秦野曽屋、有馬、大和西などは重点化がある高校です。

⑤第2次選考の比率「学力検査:面接:特色検査」
定員の10%を決める第2次選考枠です。学校の評定を見ないので、入試での逆転がここで起きます。およそ1クラス分の生徒を選抜します。
例:秦野高校「8:2」
つまり、学力検査800点満点、面接200点満点の計1000点満点で計算されます。
例:二宮高校「6:4」
つまり、学力検査600点満点、面接400点満点の計1000点満点で計算されます。
2つの高校を比べても、学力検査の比重が違いますね。

⑥面接の評価の観点
面接には、必ず聞かれる項目があります。
『入学希望の理由』、『中学校での教科等に対する学習意欲』、『中学3年間での教科等以外の活動に対する意欲』です。
その他に、学校で選択できる項目があります。
そのあたりを一覧表で確認してください。
それにより、どこまで面接時に話せばよいのかイメージが湧いてきます。


ざっとになってしまいましたが、選考基準を見るポイントについて書きました。

以上の点に気をつけてご覧いただければ幸いです。


入試についての不明な点は、学心Plus渋沢校までお問い合わせください。

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