2020年6月22日月曜日

神奈川県公立入試と戦う。―常に最新のデータを―

先日、伸学工房主催の高校入試セミナーに行ってきました。

毎年、3月・6月・11月と3回のセミナーがあります。(かれこれ11年ぐらい、すべての会に参加しています。笑)

今回の6月のセミナーはなんと言っても、S値の分析。(これです!!)

「S値?」塾生・保護者の皆様にS値がどうだったと言ってもピンと来ないですよね。
(後ほど、合格者平均点を記しておきます。参考になれば幸いです。)

私達塾をやっている者にとっては、非常に参考になるデータです。


近年、公立入試は、5科目合計平均260点台(500点満点)でしたので、おおよそ次年度の入試の目標点数も立てやすかったです。
しかし、2017年や今年のように平均点が290点に迫る入試では、昨年のデータは活かせません。
ですから、昨年来、一番低く見積もってこのぐらい、多く見積もってこのぐらいと幅をきかせての目標提示をしています。
入試が難化すれば最低ラインまで見ていけますし、易化しそうであれば最大ラインを見てそのラインを上げて指導しなければなりません。

私達も、来春がどういう入試になるのか情報を集め、予測し、適切に指導していきます。


さて、来春、どのような入試になるのか予想が立たない部分が多いですね。
前回話題にした入試出題範囲の削減。(まだ、神奈川県は発表されていませんが、おそらく東京に右にならえではないかと、、、)
それが、どの程度入試問題に影響を与えるのか?
英語と数学は大きな影響を受けますね。おそらく。
関係代名詞以降の文法が出ない英語、三平方の定理が出ない空間図形、、、
どうなるのでしょう?
7月の県の発表を待って、またこのブログ上で考えを述べていきたいと考えています。


最後に、近隣の地区の高校について、
2019年⇒2020年の合格者平均点をざっと記してみます。(伸学工房調べ)
小田原  内申点 126点⇒127点  入試点 382点⇒419点
西湘   内申点 111点⇒108点  入試点 308点⇒335点
秦野   内申点 112点⇒115点  入試点 330点⇒360点
伊志田  内申点 106点⇒106点  入試点 290点⇒324点
秦野曽屋 内申点 95点⇒92点    入試点 235点⇒247点(定員割れ)
伊勢原  内申点 89点⇒90点    入試点 213点⇒246点
秦野総合 内申点 77点⇒72点    入試点 170点⇒177点(定員割れ)
平塚江南 内申点 123点⇒119点  入試点 372点⇒402点
大磯   内申点 104点⇒105点  入試点 292点⇒323点
厚木   内申点 125点⇒127点  入試点 408点⇒437点
海老名  内申点 117点⇒116点  入試点 352点⇒380点
※内申点は上記数値を3でわると、9科目おおよその合計値が出てきます。
小田原では、『127÷3≒42』で『42』ですので、『9科目、4が3つであとは5』程度と目安がわかります。 

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