2020年3月9日月曜日

神奈川県公立入試 特色検査を斬る②

こんにちは!ITOです。
よろしくお願いします。

特色検査を斬る!2回目です。

共通問題問2を斬ります!

はい!
【問2】現代文
ボランティアに関する文章を読んで答えます。
問題は6ページに渡ります。
ここまで解いたら、ほとんどパワーを使い果たしたんじゃないですかね。
実際受けた受験生に聞いたら、朦朧としてしまったみたいです。
このあと、難度の高い共通選択問題に挑んだ彼女は凄い!!

話が逸れました。
失礼しました。

問2
(ア)ボランティアについて、文章Ⅰに述べられていることに反する事例を答える問題。
文章Ⅰを読み取り、選択肢の事例が合っているかどうか検証することになります。
文章Ⅰから
・ボランティアは、自発的におこなったり、参加したりすることが大前提であり、強制されておこなうものではない。
・独りよがりの活動では意味がない。
・ボランティア活動は、その必要性が終わるまで続ける必要がある。
以上のところから判断できます。
素速く読み取り、探し出せるか勝負ですね。

(イ)文章Ⅰのアイウエに当てはまる文を選ぶ問題。
前後の文から考えることで、一文一文が空所に当てはまります。
6択ですが、絞り込みはしやすいと思いますね。

(ウ)第7回冬季オリンピックが開催されたのは何年か?って
クイズ番組か?ってツッコミを入れたくなりましたが。www
実は、計算問題。
問題文より
・冬季オリンピックは第二次世界大戦のために中止となった大会がある。・・・札幌オリンピック・・・札幌と同じように少なくとも一回は中止となり、・・・という文を読み取る。
文章Ⅱより
・冬季オリンピックが、2回の夏季オリンピックの中間年に開催されるようになったのは1994年のリレハンメル大会以降であり、それまでは夏季オリンピックと同年開催であった。
・第1回冬季大会(1924年シャモニー)
・第18回(1998年長野)
以上から計算して求めよう。
この問題、私、好きだな。

(エ)(i)会話文中のにあてはまる記号と語句を答える問題。
は(ア)でも問うたボランティアとは何かを理解し、何に反しているか判断する。
会話文にて、あゆみさんの発言「外国人と交流することで、英語の勉強にもなるし、自分のキャリアとしてもプラスだと思います。」と、、、。
⇒文章Ⅰで「独りよがりの活動では意味がない。」って書いてありましたよね!笑
は「利他性」「公共性」「積極性」「自発性」という意味がわかればそれほど難しくないですね。
の問題と同じ。
会話文にて、「ボランティア活動を通じて新しい社会づくりができると思うとわくわくします。」と言っています。
文章Ⅰに「ボランティアとは社会の欠陥を補うだけではなく、時代を先取りしてよりよい社会のために社会を変えたり、新しいことを創りだしたりしていくことも必要だと言われています。」という部分を探せば、明解!
は「継続性」「先駆性」「創造性」「一貫性」「国際性」「精神性」「無償性」という意味がわかればこれまた答えられます。

(ⅱ)学校から駅までの道順を問う問題。
算数の問題です。
最短コースを選ぶと、6通りですけど、、、
道のりの長さを考えないというので、、、難度がぐっと?上がりましたね。
6通りと選んだ人残念。
図3で示した道順をよく見ると、6通り以上あることに気づきますね。
確かに、限られた時間で解こうとすると、パニックになったかもしれません。

以上問2でした。

問2も共通問題なので、しっかり得点したいところ。


今年の受験生にも、「問1・問2の問題は全取りできるようにしないといけない!」と言いました。
ここ2年、共通問題は比較的得点しやすい問題で構成されているので、確実に取りたいところです。(実際はハードでしたね。)
来年度傾向が変わるかもしれません。
県からの発表、学校説明会、各種セミナーから最新の情報を入れ、最善の特色検査対策を行っていきます。

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